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タトゥーのアフターケア

目次

タトゥーのアフターケアについて

当スタジオでは、施術後のアフターケアとして基本的に、施術部位へ潤いを与えてケアを行う「湿潤療法」を元にご説明をしています。
また、サイズや部位によってはドレッシングフィルム等を使用したアフターケアをご説明する場合も御座います。

アフターケアの方法

施術当日より部位にワセリンや市販の傷薬の軟膏を部位にごく薄く塗布して、その部分を被膜材(食品ラップや専門の被膜材、フィルム)等で覆い、1日に2,3回交換すると言う事を行います。

状態をみて被膜材の使用を終了してからは、部位の状態が落ち着くまで、軟膏等を1日に2,3回程度部位にごく薄く塗布して部位の乾燥を防ぎます。

お仕事等の生活環境等で被膜材の使用が難しい場合は、軟膏等の使用のみとなりますが、その場合は、部位を潤わす為にも、施術当日より部位の状態が落ち着くまで、軟膏等を1日に2,3回程度、部位にごく薄く塗布して、乾燥を防ぎケアを行います。

ドレッシングフィルム等を使用のアフターケア

  • ドレッシングフィルム等を使用の場合は、フィルムが普段の生活等で剥がれてこない限りは、基本的にフィルムを交換する事等無く、フィルムを貼った状態でいます。
  • 4~5日後に入浴時にシャワー等を使用しながらゆっくりフィルムを剥がします。その後は部位の状態を確認して肌が落ち着くまで、軟膏等を1日に2,3回程度、部位にごく薄く塗布して、乾燥を防ぎケアを行います。

施術面のドレッシングフィルム等がすぐに剝がれてきたり、4,5日を待たず剥がれてきた場合は、そのフィルムと同等のフィルムや伸縮性のある医療用テープ等で剥がれてきてる箇所を補強すれば良いでしょう。但し、医療テープ等を使用して補強する場合は、施術面にテープを張らないように注意して下さい。

アフターケアにおける利点

部位を被膜材等で覆う事により、衣服等で擦れたりの刺激や、部位を空気に触れさせないので、痛み等が軽減されます。
常に部位が潤った状態を保つ事で、瘡蓋が出来にくく回復もスムーズです。

アフターケアにおける注意点

部位の清潔を保つ為にも、覆っている被膜材に食品ラップ等を使用の場合は、交換する際に、体液や排出してるインク等の浸出液などを、綺麗に丁寧に素手で洗い流して下さい。

洗い流す際にボディーソープ、石鹸等を使用する事は出来ますが、泡立てた泡で優しく丁寧に素手で洗い流して下さい。

敏感肌など肌質がデリケートな方や、汗をかきやすい夏場等は、被膜材で覆っている部分が、汗や体液等の浸出液で蒸れて、汗疹や不衛生な状態で肌へのトラブルも起こりますので、状態を見て交換の回数を多くして下さい。

部位や部位周辺の肌に汗疹や湿疹等のトラブルが発生した場合は、肌の状態に合わせ軟膏等の使用は出来ますが、その時点で被膜材の使用は止めます。
部位に痒みが出たり、瘡蓋が出来ても、部位を掻いたり、無理に瘡蓋を取り剥がしたりしないように注意して下さい。

以上、当スタジオにおいてのタトゥーのアフターケアとなりますが、アフターケアの最中に肌のトラブルが発生する場合も有ります。ご不安な事、トラブルが発生した場合はすぐにスタジオまでご連絡下さい。場合によりましては医療機関や専門の施設等でも対応が必要になる事もご考慮下さい。

アフターケアの「湿潤療法」に関しましては、当スタジオでご説明が出来る様にと確認を頂いて、湿潤療法の第一人者でもある夏井 睦氏の「新しい創傷治療」を参考にしています。ご不安やご不明な点
につきましてはWEBサイト 「新しい創傷治療」http://www.wound-treatment.jp/
をご参照下さい。

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