クレイジージャーニーで大人気!ケロッピー前田氏の著書の取り扱いは大阪で当スタジオのみです。

ホットソーク、ソルトソークについて

目次

ホットソーク、ソルトソークを使用したアフターケア

ホットソーク、ソルトソークは、直接ピアッシング部位を治癒するものではありません。

天然塩、お湯、水等で、身体の体液と同濃度(約0.9%)の塩湯、塩水を作り、それを使用する事で浸透圧の作用等を生かして、ホール内、ホール周辺を清潔にしてピアスホールの完成を手助けするとなります。

また、ホールの状態に合わせて、部位を冷やしたり温めたりする事で、ピアスホールのトラブルの予防や改善の手助けとなったりもします。

身体が健康であれば、ボディーソープ等の泡洗浄を使用しなくても、ホットソーク、ソルトソークでも十分にアフターケアを行えます。

また、ホットソーク、ソルトソーク、泡洗浄と、両方を併せてアフターケアをすることも出来ます。

ホールの完成していく状態に合わせて、泡洗浄とホットソーク等でのアフターケアを併用で行うことで、よりピアスホールのトラブル軽減に効果が期待できると思います。

スタジオではホットソークは塩湯、ソルトソークは塩水でご説明をしています。

ホットソーク・ソルトソークの作り方

清潔な容器等に、ホットソークの場合は40 度前後の適温のお湯、ソルトソークの場合は冷水に市販の天然塩等を少量入れ混ぜ合わせ、舐めてみた感じで涙ぐらいの濃さの液体を作ります。(例 1 リットルのお湯、または冷水に対して9 グラムの天然塩等の量で、約0.9%の程度の濃度となります。)

ホットソーク、ソルトソークの使用方法

  • 作った液体を入れた容器に、部位全体を浸して10分~15分程度その状態で待ちます。その後シャワー等のお湯で優しく部位の塩分を洗い流します。
  • 浸すことの出来ない部位や、その他の方法としましては、スプレーボトル等で部位に吹きかけたり、コットン、ティッシュ、ガーゼ等を液体に浸して、部位を覆うようにして載せて、浸した時と同じように使用する事も出来ます。(ホットソークを、コットン等での使用の際は、温度が冷めてきたら何度も液体に浸して、温かい状態を維持して使用します。)
  • その後は、シャワー等のお湯で優しく部位の塩分を洗い流します。(スプレーボトルで吹きかけても同じように最後は洗い流して下さい。)

使用頻度に制限はないのですが、泡洗浄と同じように1日1回や、1日に朝晩の2回程度大丈夫です。またピアスホールの調子が悪い時や、トラブルが有るような場合は、1日に数回行っても大丈夫です。

ホットソーク、ソルトソークの使用上の注意点

●清潔な容器については、部位が浸せる適当なサイズの容器や、ペットボトル、スプレーボトル等、液体を混ぜ合わせる事の出来る容器で、必ず清潔な容器、清潔な状態にしてご使用下さい。
●天然塩を多く入れ過ぎて濃度が濃くなると部位周辺にダメージを与えたり、逆に少なすぎて濃度が薄いと浸透圧の効果が期待できなかったりもします。
●部位を浸した後に洗い流す事になりますので、入浴、シャワー前に行うのも良いと思います。

塩分がどの様に作用するかわかりませんので、高血圧や塩分摂取を控える等、医療機関に掛かる様な事が有る場合は、ご不安であれば使用を控えたり、医療機関、専門の施設等でご相談して下さい。

ピアスホールの完成について

ピアスホールの完成には部位によって異なりますが、基本的な目安として数週間~1年程度と、ある程度の期間が必要となります。

また、完成に関しましても1次期間、2次期間と2つの期間が有ります。

個人差や普段の生活環境等でも様々に異なりますので、ピアスホールの完成、トラブル等、ご不安な事が有る場合は、お気軽にご相談下さい。

以上の事柄が一般的なピアスホールのアフターケアとなりますが、ピアスホールのトラブルが起こらないと言う事ではありません。

ピアスホールに異常を感じた場合は、スタジオにすぐに連絡をするや、医療機関や専門の施設等でご対応する事もご考慮下さい。

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