口腔内のピアスについて
代表的な口腔内のピアス、ピアッシンッグとしては「スクランパー」や「タンウェブ」となります。
スクランパーは、上唇と歯茎を繋ぐ薄い膜のような筋「上唇小帯」にピアスジュエリーを装着するピアス。
タンウェブは、舌裏側の「舌小帯」と言う薄い膜の様な筋にピアスジュエリーを装着するピアスとなります。
その他にも舌小帯の下顎付近にジュエリーを装着する「リンガム」や下唇と歯茎を繋ぐ薄い膜の様な筋の「下唇小帯」にする「アンダースクランパー」等もあります。
| 名称 | 部位 | 第一次治癒期間 |
|---|---|---|
| スクランパー | 上唇と歯茎を繋ぐ上唇小帯 | 1か月半~2か月(目安) |
| アンチスクランパー | 下唇と歯茎を繋ぐ下唇小帯 | 1か月半~2か月(目安) |
| タンウェブ | 舌裏側の舌小帯 | 1か月半~2か月(目安) |
| リンガム | 舌小帯の下顎付近 | 1か月半~2か月(目安) |
口腔内のピアスに関しては、種類も少なく部位を他人に見せる事も殆ど無いので希望される方も少ないと思います。元々はピアスが好きでこんな部位にも可能なんだと思う方が実践をしているように思います。
「スクランパー」についてはコの字型のピアスジュエリーのキャッチ「留め具」を先の尖った三角錐の形状の「コーン」タイプにすることで「牙」の様に見えるので「ヴァンパイア」をイメージする見た目でファッション的に一時流行しましたが現在では殆ど見ることも有りません。ピアスやタトゥーは現在のSNS等の隆盛も影響して世界同時多発的にファッションアイテムとして「何かのカテゴリや種類」が流行をしますが、一時的な事が殆どですのでお気をつけて下さい。特にタトゥーは医療的に消す以外は消えることはないですから。
ただ、ファッションとしてであればまたいつかリバイバルするかもですね。

口腔内のピアス画像




カーブドバーベルを使用したスクランパー。







キャプテブビーズリングを使用したスクランパー



部位は同様ですがジュエリーを交換する事で見え方や見せ方を好みに出来ます。
口腔内のピアスホールのアフターケア
口腔内のピアス、ピアッシンッグ後のホールのアフターケアについても、他の部位同様に清潔にするを心がけるとなります。
口腔内に関してはセンタータン等の舌のピアス、ピアシング後同様に口腔内清潔に保つために濯ぐとなります。
| ピアッシンッグ期間 | アフターケアの頻度の目安 |
|---|---|
| ピアッシンッグ当日から1週間~10日 | 1週間~10日程度は、日に4,5回 |
| ピアッシンッグ10日以降 | 状態に合わせて完成まで適切に行う |
口腔内を濯ぐために使用するものも、舌同様に水やお湯、ホットソーク、ソルトソーク、市販の洗口液(希釈する)となります。
尚、ピアッシンッグ後の口腔内の洗浄としては、口唇周辺のピアス「ラブレット、リップ、チーク等々」も必要となりますので、口唇周辺のピアスは皮膚表面と口腔内の2カ所にアフターケアを対処するとなります。


口腔内のピアスのトラブル
| トラブルの名称 | トラブルの有無 | トラブルの状態 |
|---|---|---|
| 腫れ | 通常の部位同様 | 患部が腫れぼったい。ズキズキ、ドキドキなどの刺激が有る |
| 化膿 | 可能性は低い | 患部が赤く腫れて痛みの刺激や膿が続く |
| 肉芽 | 通常の部位同様 | ホールの出入り口がニキビの様に盛り上がる |
| 排除 | 通常の部位同様 | 開けた位置から移動し、体外に排出、排除する |
口腔内のピアスに関してのトラブルの内容も他の部位と同様になります。
口腔内という事も有りますので、腫れや化膿、肉芽に関して発症する可能性は舌のピアス同様に低いと思います。
ただし、排除や排出等のついては「上唇小帯や舌小帯」は部位的に薄い膜状、平時の状態でピアッシングする位置を決めるマーキングが出来ないので位置に問題がある場合も有りますので、可能性はそれなりに有ります。
スクランパー等にコの字型のジュエリーを装着する場合、ピアスジュエリーの「長さ」や円錐状のコーンの「キャッチ(留め具)」のサイズによるジュエリー自体の重さも考慮する事が望ましいでしょう。基本的にどの部位であっても、皮膚の厚みや耐久性には個人差が有りますので、ピアスジュエリー自体の重さによって部位が耐えられない等の事も有ります。
勿論、ピアスホールが治癒(完成)してからの交換となります。
口腔内のピアス(スクランパー)のピアスホールのトラブル画像

上唇小帯が排除、排出の為に裂ける直前。
口腔内のピアスホールの注意点
口腔内のピアスホールの注意点としては他の部位同様に清潔にする刺激を与えないと基本的な事柄になります。
口腔内の場合は、歯磨きや口腔内の洗浄という事が毎日行われるので歯磨きの際に「部位を引っかける」等してホールの刺激を与えないように気を付けて下さい。
特に上下での「スクランパー」に関しては、歯磨き等の際に歯と歯茎の付け根当たりのブラッシングの際には注意が必要です。
コの字型のピアスジュエリーに交換の際はジュエリーやコーン状のキャッチ等の為にサイズが大きくなりますからより注意が必要でしょう。
あとがき
センタータン、タンリム、ホリゾンタルタン(スネークアイ)の舌ピアス、スクランパー、タンウェブ、アッパースクランパー、リンガムの口腔内のピアスの部位やピアスホールのトラブルについてを画像付きで説明する内容となりました。
センタータンやタンリム等は今や耳のピアスやおへそ、顔などへのピアスと同様にかなり一般的な部位として確立されて皆様に周知されていると思います。
その為、「簡単に」と言う感じに捉えがちですが、ピアスは体のどの部位であっても「貫通する怪我」「怪我の状態が異物に触れ続けている」という事になりますので、くれぐれもご注意ください。
ホール完成までに何かトラブルが起こった場合は、専門の施設や医療機関に早めにご相談して下さい。
全ては「自己責任」の元でとなりますので、自己判断で取り返しのつかない事にならないように切に思います。
でわ、皆様また明日かもです!バイビーナ♪



